いつも典型的な画像を呈するとは限らない |
明解 画像診断の手引き―呼吸器領域編 Suppl 175/画像診断の新しいアプローチ39 誌上カンファレンス@さいたま赤十字病院vol.9 松島 秀和
(さいたま赤十字病院呼吸器内科部長) 大久保 裕雄(埼玉県済生会栗橋病院放射線科担当部長) コメンテーター: 杉浦 弘明 (慶應義塾大学医学部放射線科学教室放射線診断科助教) 平岡 理佳(帝京大学医学部放射線科学講座) 読影: 荻野礼眸、木村尚喜、平田まりの、山口諒 (さいたま赤十字病院呼吸器内科)
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明解 画像診断の手引き |
★『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』とは 胸部X線上の異常陰影の表れ方をパターン化した「パターン分類」に基づいたわかりやすい画像診断の手引きとして刊行されたシリーズ企画『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編』18冊(2000年9月〜2002年4月/単行本化)の後にスタートしたシリーズです。 胸部単純X線写真をどのように読影して次のステップに進み、確定診断を得、どのような治療を行うべきかを大テーマとしつつ、実際の症例に即して、経験豊富 な名医と気鋭の若手医師が討論するスタイルです。真摯なやりとりの中に、重要点がおのずと浮き彫りとなり、実践的なツールとなるとして甚大な支持を得て号 数を重ねてまいりました。 ★「画像診断の新しいアプローチ」として122号よりリニューアル ★小児呼吸器領域シリーズをまとめた単行本を2冊刊行しております 編集: 顧問 |
画像診断の新しい |
今回は病名としてはよく知られているcommon diseaseを中心に症例を集めてみましたが、画像所見、経過等はいつも典型例とは限らず、診断に苦労することもありました。臨床経過、検査データ、画像所見を総合的に評価し、当カンファレンスのように放射線科医、病理医他を含めた多分野の医師による総合的な討論が必要であると痛感しました。(松島秀和先生「むすび」より)
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